「日本酒って、難しそう…」
「名前も漢字ばかりで読めないし、選ぶのが大変」
そんなふうに思っている日本酒ビギナーのあなた。
でも実は、最近の日本酒には、**思わずツッコミたくなるような“変な名前”**の銘柄が増えているんです!
見た目もユニーク、読みやすくて覚えやすい、しかも味もおいしい。
そんな「変な名前の日本酒」は、実は初心者にこそぴったりの入口かもしれません。
今回は、日本酒の世界でひそかに話題の「名前が変な日本酒たち」を紹介しつつ、それがなぜライトに楽しみたい層に人気なのか、やさしく解説していきます。
■ そもそもなぜ“変な名前”の日本酒が増えてるの?
近年、日本酒業界では若い層や海外の人にも興味を持ってもらうために、「覚えやすさ」「ユーモア」「デザイン性」を重視したネーミングが増えています。
たとえば、
- 会話のネタになる
- SNSにアップしたくなる
- 「え、これ日本酒なの!?」と驚かれる
こうした要素が加わることで、日本酒がより“日常に近い存在”になってきているのです。
■ 思わず二度見する「変な名前の日本酒」5選
1. 残草蓬莱(ざるそうほうらい)
「ざる草!? 何それ?」と思わず声に出したくなるこの名前。
実は「残草(ざるそう)」というのは、神奈川県の地名にちなんだもの。
自然な酸味とジューシーな味わいが特徴で、ワインのように楽しめるタイプの日本酒。ラベルもモダンでオシャレなので、見た目重視の人にもおすすめです。
2. たかちよ
こちらは新潟県の高千代酒造が手がける人気シリーズ。
カタカナで「タカチヨ」、ひらがなで「たかちよ」、ローマ字で「TAKACHIYO」など、バリエーションが豊富!
しかも、ボトルの色やラベルデザインが毎回カラフルでポップ。日本酒っぽくない見た目で、若い女性にも人気。
味は果実のような甘みがあり、初心者でも驚くほど飲みやすい!
3. 死神(しにがみ)
インパクトだけで選びそうなこの1本。
「え、それ飲んで大丈夫なの!?」と心配されそうな名前ですが、中身は意外とやさしい味わい。
島根県の加茂福酒造が造るこの銘柄は、ほんのり甘口でコクもあり、和食と相性バツグン。贈り物やパーティーの話題にもピッタリ。
4. 笑四季(えみしき)
こちらは滋賀県の笑四季酒造による銘柄。
名前も素敵ですが、ラベルデザインも独特で、時にはCDジャケットのようなアート感ある装い。
日本酒とは思えないようなラベルに驚きつつ、味は甘みがしっかりしていて、香りもフルーティー。まさに“見た目も味も新しい”日本酒です。
5. にごりん
ひらがなでかわいく「にごりん」。
実際は“にごり酒”なんですが、このネーミングセンスに心をつかまれる人が多数。
まろやかでミルキーな口当たりが特徴で、「甘酒っぽい!」と日本酒初心者からも人気です。アルコール度数も控えめなものが多く、女子会やお風呂上がりの1杯にもぴったり。
■ 「変な名前」は、初心者にとっての“正解”かも
初心者が日本酒を選ぶとき、味の違いはまだよく分からないかもしれません。
でも、「名前がおもしろい」「見た目がかわいい」そんな理由でもOKなんです。
大切なのは、「選ぶ楽しさ」があること。
変な名前の日本酒は、その第一歩をとても楽しいものにしてくれます。
■ どこで買える?どこで飲める?
こうしたユニークな名前の日本酒は、近年ではオンラインショップや日本酒専門店で簡単に手に入ります。
また、クラフト居酒屋や日本酒バーなどでは、「今日の変わり種日本酒」として提供されていることも。
おすすめの買い方:
- 飲み比べセット(ミニボトル)
- 季節限定のラベル違いシリーズ
- 初心者向け甘口・低アルコールのセット
■ まとめ:名前に惹かれて、気づけば日本酒好きに
「変な名前」の日本酒は、ただの話題作りではありません。
飲みやすさ・デザイン性・コンセプト——どれも、初心者が日本酒を好きになるきっかけが詰まっています。
まずは、「名前で選ぶ」。
それがあなたにとって、日本酒の楽しい入り口になるかもしれません。
今日の晩酌、いつものコンビニや通販サイトで「変な名前」を探してみてください。
きっと、思わぬ“出会い”が待っているはずです。
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