「6合ってどれくらいの量なの?」
「1人で飲みきれる?保存はどうする?」
「ホームパーティー用にちょうどいい日本酒の量を知りたい!」
日本酒初心者の方にとって、「〇合(ごう)」という表現は少しなじみが薄いかもしれません。でも、実は合(ごう)は日本酒においてとても便利な“量の単位”なんです。
この記事では、「6合」の日本酒がどれくらいの量なのか、どんな場面に適しているのか、どうやって保存するのがベストなのかを、やさしい言葉で解説します。
◆ 「6合」って何ml?どれくらいの量?
まず最初に、「合(ごう)」という単位の基本から確認しましょう。
- 1合=約180ml
- 6合=180ml × 6=約1080ml(1.08リットル)
つまり、6合の日本酒は「1リットルちょっと」の量になります。
他のボトルと比較すると…
- ビール中瓶(500ml)×2本分ちょっと
- ワインボトル(750ml)+300ml瓶くらい
- 一升瓶(1800ml)の ちょうど3分の1強
「ちょっと贅沢に飲みたい」「2〜3人でゆっくり楽しみたい」そんなライトな飲み会にはぴったりのサイズ感です。
◆ 6合って飲みすぎ?適量?初心者におすすめの飲み方
「1人で6合って多くない?」と感じる方も多いかもしれません。
結論から言うと、1人で1晩に6合はかなり多めです。
- 日本酒のアルコール度数はだいたい15%前後
- 6合=1080mlだと、純アルコールは160mlほど
- ビール(5%)だと、大瓶3〜4本分相当
つまり、6合は2〜3人で分けて飲むのがちょうど良いくらいの量です。
✅ こんなシーンにおすすめ
- 週末の家飲みをちょっとリッチに
- 日本酒初心者同士での“飲み比べ会”
- 鍋や焼き魚など、和食中心の食卓に合わせて
◆ 市販で「6合瓶」はある?どこで買える?
実は、日本酒の一般的なサイズは以下の通りです。
- 4合瓶(720ml)
- 一升瓶(1800ml)
- 小瓶(300ml、180ml)など
つまり、6合瓶(1080ml)はあまり流通していません。
ただし、次のような方法で“6合”相当を用意することは簡単です。
方法①:4合瓶(720ml)+300ml瓶をセットで買う
→ 味の違う2種類を楽しめる!飲み比べもできてお得感あり。
方法②:一升瓶を買って数回に分けて楽しむ
→ コスパは良いが、冷蔵庫のスペースや保存に注意。
◆ 6合の日本酒、保存はどうする?
6合は1リットル以上。飲み切れなかった場合の保存も気になりますよね。
✅ 保存の基本ルール(未開封)
- 直射日光を避けた冷暗所、または冷蔵庫で保管
- 特に「生酒」や「要冷蔵」の表記があるものは必ず冷蔵
✅ 開封後の保存
- 冷蔵庫で保管(必須!)
- できれば3〜5日以内に飲み切るのがベスト
- 栓をしっかり閉めて、瓶は立てて保管
香りや味わいは、開封後に徐々に変化します。「劣化」というより「味の熟成」として楽しむ人もいますよ。
◆ 初心者におすすめの“6合相当”の日本酒セット例
組み合わせ例①:飲みやすい&華やか
- 獺祭 純米大吟醸45(720ml)
- 澪 スパークリング日本酒(300ml)
→ フルーティーな味わいで飲みやすい。女子会にも◎
組み合わせ例②:王道の辛口+チャレンジ1本
- 菊水 本醸造 辛口(720ml)
- にごり酒 五郎八(300ml)
→ 辛口でスッキリ、濃厚なにごりとの味の違いを楽しめる!
組み合わせ例③:純米酒でしっかりとした味わいを
- 上善如水 純米吟醸(720ml)
- 真澄 すずみさけ(300ml)
→ 和食全般に合いやすく、初心者にも人気の2本
◆ おつまみとの相性も楽しもう!6合だからこそできる“ちょっと贅沢な晩酌”
6合あれば、ちょっと贅沢な晩酌タイムが作れます。
ペアリング例
- 煮物×純米酒
- 焼き魚(塩焼き)×本醸造
- チーズ×純米吟醸
- 鍋料理×熱燗(50度前後)
- 刺身×大吟醸(冷酒で)
いろいろな料理に合わせて、ゆっくり味の変化を楽しめるのが6合の良さです。
◆ まとめ|「6合」は、飲みごたえとバリエーションの“ちょうどいい中間点”
- ✅ 6合=約1.08L。4合瓶より多く、一升瓶より気軽な量
- ✅ 2〜3人での晩酌や、飲み比べにぴったり
- ✅ 市販サイズを組み合わせて“6合相当”を楽しもう
- ✅ 保存は冷蔵が基本、開封後は3〜5日以内がベスト
- ✅ 飲みやすい銘柄から、味の変化を楽しむペアリングまで自由に!
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