「日本酒ってカロリー高そう…」「糖質が多いって聞くから太りそうで怖い」――そんな印象をお持ちの方、多いのではないでしょうか?
最近では健康志向が高まり、お酒を飲むときにも「カロリー」や「糖質」に気を使う人が増えてきました。特に20〜40代の方は、仕事帰りの一杯や休日のリラックスタイムにも「罪悪感なく楽しめるお酒」を求めているのでは?
今回は、そんなあなたに向けて、「日本酒のカロリーと糖質って実際どうなの?」「ワインと比べて太りやすいの?」といった疑問を、やさしく解説します。気軽に日本酒を楽しみたい方にもぴったりな情報が満載です。
■まずは知っておきたい!日本酒の基本カロリーと糖質
一般的に「日本酒=太る」というイメージがあるかもしれませんが、実際のカロリーや糖質はどのくらいなのでしょうか?
市販されている日本酒(普通酒)の場合、100mlあたりのカロリーは約100kcal前後。糖質は約3〜5g程度と言われています。
これは想像より高い?それとも低い?感覚的にわかりづらいですよね。そこで、身近な他のお酒と比較してみましょう。
■ワインとのカロリー比較:実は日本酒とそこまで差はない!
ワインは「オシャレでヘルシー」と思われがちですが、実はカロリー的には日本酒と大差ありません。
●赤ワイン(100ml)
- カロリー:約70〜80kcal
- 糖質:約1〜2g
●白ワイン(甘口の場合)
- カロリー:約90〜100kcal
- 糖質:約3〜5g
糖質に関しては、ワインの「甘さ」によって大きく変わるのが特徴です。甘口の白ワインになると、日本酒と同じくらい、もしくはやや高めの糖質になることもあります。
つまり、「ワインならヘルシー」というのは思い込みで、銘柄や飲み方次第では日本酒と同等かそれ以上の糖質を摂取している可能性もあるのです。
■「日本酒=太る」は本当?カロリーだけが原因じゃない!
ではなぜ「日本酒は太る」というイメージが広がったのでしょうか?
実はその理由の多くは「飲み方」にあります。日本酒はそのままでも美味しく飲めますが、合わせる料理が「おつまみ」「和食の揚げ物系」など、カロリー高めになりやすいのです。
また、日本酒はアルコール度数が高めで飲みごたえもあるため、飲みすぎるとその分カロリーも一気に増えます。これは日本酒に限らず、ワインやビールにも共通することです。
つまり、「適量を楽しく飲む」ことができれば、日本酒もヘルシーなお酒のひとつなんです。
■初心者におすすめ!カロリー控えめな日本酒の選び方
もし「カロリーや糖質が気になるけど、日本酒も楽しみたい」という方は、次のような日本酒を選んでみてください。
●「辛口」の日本酒を選ぶ
甘口よりも辛口の方が糖質が少ない傾向があります。ラベルに「辛口」と書かれているものを選ぶのがおすすめ。
●「純米酒」や「純米吟醸酒」などをチョイス
添加物を使っていない「純米系」の日本酒は、原料が米と水のみなので比較的シンプルな成分構成。味わいもスッキリしていることが多く、食中酒にもぴったり。
●1杯を「ちびちび」楽しむスタイル
日本酒は少量でも香りが立ち、満足感を得られるお酒。おちょこやグラスでゆっくり味わえば、結果的に飲む量が減り、カロリーオフにもつながります。
■カロリーを抑える飲み方アイデア
飲み方の工夫でも、カロリーや糖質の摂取をコントロールすることができます。
- 炭酸水で割る(スパークリング日本酒風)
→軽やかで飲みやすく、アルコール度数も下がるため◎ - 常温~冷やして飲む
→熱燗にすると飲みやすくなりすぎて、つい飲みすぎてしまうことも。冷酒の方がゆっくり味わえるのでおすすめ。 - 糖質オフのおつまみを選ぶ
→枝豆や豆腐、野菜スティックなど、ヘルシーな和風おつまみと合わせることで、全体の摂取カロリーをコントロールできます。
■まとめ:日本酒は賢く飲めば“ヘルシーに楽しめる”お酒!
「日本酒=カロリーが高くて太る」というイメージは、飲み方や合わせる食べ物によるところが大きいです。
実際には、ワインとカロリー・糖質で比較しても、日本酒が極端に高いというわけではないことがわかりました。むしろ、香りや旨味をじっくり味わえる日本酒は、ゆっくりと少量で満足できる、ライトに楽しむのにぴったりなお酒なんです。
これから日本酒を始めてみたい人は、ぜひカロリーや糖質とうまく付き合いながら、「おいしくて楽しい日本酒ライフ」をスタートしてみてはいかがでしょうか?
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