「枡に日本酒を注いでるのを見たことあるけど、あれってどうやって飲むの?」
「香りが飛んじゃいそうだけど、美味しいの?」
「一度はやってみたいけど、どんな種類の日本酒が合うの?」
そんな風に思っている日本酒ビギナーのあなたへ。
実は「枡酒(ますざけ)」は、日本酒の伝統と文化を味わう、ちょっと特別な飲み方なんです。
この記事では、枡酒の意味・飲み方・合う日本酒・楽しみ方のマナーや豆知識まで、初心者にもわかりやすくご紹介します!
◆ 枡酒(ますざけ)とは?
「枡(ます)」とは、もともと体積を量るための木製の器で、江戸時代には米や酒の計量に使われていました。
今では儀式や祝いの席などで、日本酒を注いで飲む特別な酒器として使われています。
✅ 枡酒の特徴:
- 木の香り(ヒノキ・杉など)がほんのり移って、独特の香味が楽しめる
- 見た目にインパクトがあり、祝いの場や特別なシーンにぴったり
- 升の中にグラスを置いて、こぼれるまで注ぐ「もっきり」スタイルも人気!
✔「こぼれる=おもてなしの心」を表している、日本の美しい文化です。
◆ 枡酒の3つの魅力
① 和の雰囲気と非日常感がある
- 枡に注がれた日本酒は、見た目からして特別感満点
- 手に持つ木のぬくもり、香り、重みまで五感で楽しめる
- 友人との宅飲みや、和食店・旅館での一杯にもおすすめ!
② ヒノキや杉の香りが日本酒にほんのり加わる
- 木の香りが日本酒に移ることで、まるで森林浴のような飲み心地に
- フルーティ系よりも、コクのある純米酒や本醸造系の酒と相性◎
③ お祝いの場にぴったりの“縁起もの”
- 「升」は「増す(ます)」に通じ、繁栄・幸運の象徴
- 結婚式、新年会、開店祝いなどで振る舞われることも多い
✔ 飲むだけで気分が上がるのが、枡酒ならではの魅力です。
◆ 枡酒の正しい飲み方&スタイル
▶ スタイル①:枡に直接注ぐ(伝統スタイル)
- ヒノキや杉の香りをダイレクトに味わえる
- 飲むときは角からそっと口をつけて、こぼさないように注意
▶ スタイル②:「もっきり」スタイル(枡+グラス)
- グラスを枡の中に置き、グラスからあふれるまで日本酒を注ぐ
- まずはグラスから一口 → こぼれた分は枡から飲む or 移す
✔ お店でよく見かけるのはこちらのスタイル。あふれるほどの“心遣い”を表現した粋な提供方法です。
◆ 枡酒に合う日本酒のタイプ
木の香りが加わるため、香りが繊細な大吟醸などはやや不向き。
代わりに、しっかりとしたコクや旨味のある日本酒が合います。
▶ 枡酒向きのおすすめタイプ:
- 純米酒:お米の甘味と旨味が木の香りとよくなじむ
- 本醸造酒:キレがあり、木の香りで丸みを感じやすい
- 山廃・生酛仕込み:複雑な風味が木の香りでより深みを増す
- 燗酒系:枡ごと温める場合にもOK(ただし要注意!)
◆ 枡酒と一緒に楽しみたい料理・おつまみ
木の香りと相性が良く、日本酒の旨味を引き立てるような和食との相性が抜群です。
- 焼き魚(サバ、ホッケ、鮭など)
- 塩辛、いかの一夜干し、あたりめ
- おでん、煮物、湯豆腐
- 厚揚げ、出汁巻き卵
- ぬか漬けや味噌漬けなど、塩気のあるおつまみ
✔ 木の香り+出汁の旨味=ほっとする日本酒時間に。
◆ 初心者におすすめ!枡酒で楽しみたい銘柄3選
銘柄名(都道府県) | タイプ | 特徴 |
---|---|---|
菊水の辛口(新潟) | 本醸造酒 | キレがあり、木の香りとも好相性 |
天狗舞 山廃純米(石川) | 山廃純米酒 | 酸味とコクが強く、枡の香りが旨味を引き立てる |
白瀧 上善如水(新潟) | 純米酒 | 柔らかい口当たりで、枡との相性も良い |
◆ 枡酒を自宅で楽しむちょっとしたコツ
- 市販の「一合枡」は100〜180mlサイズで、1人でも気軽に使える
- 使用前に水で軽く濡らしておくと香りが穏やかに
- 長時間お酒を入れたままにすると、香りが強く出すぎるので注意
- 洗った後はしっかり乾燥を。カビ防止のために風通しの良い場所で保管
◆ まとめ:枡酒は“日本酒を文化ごと味わう”楽しみ方
- ✅ 枡酒は、見た目・香り・雰囲気を楽しむ特別なスタイル
- ✅ 木の香りが加わることで、旨味系の日本酒がさらに映える
- ✅ グラスとの「もっきり」スタイルも粋で楽しい
- ✅ お祝い・季節行事・旅先の宿など、思い出に残るシーンに◎
- ✅ 自宅でも気軽に楽しめる!お気に入りの枡で晩酌を格上げ
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