「“日本酒”って書いてあれば、全部同じ?」
「ラベルに“純米大吟醸”とかあるけど、どう違うの?」
「どれを選べばいいかわからない…」
こんなふうに、日本酒のラベルの情報に戸惑った経験はありませんか?
実は、日本酒には原料や製法・精米歩合・火入れ・濾過の有無などによってたくさんの種類があるんです。
この記事では、初心者の方でもわかるように、基本の日本酒の種類と、それぞれの特徴・味の傾向・選び方をやさしくご紹介します。
🗂 日本酒の種類はどう分けるの?
日本酒の分類には、大きくわけて以下の3つの基準があります:
- 原料と製法による分類(特定名称酒)
- 火入れ(加熱殺菌)の有無による分類
- 濾過・加水・発泡などの仕上げによる分類
① 【原料と製法】による「特定名称酒」の種類
● 純米酒系(米・米麹・水だけで造る)
名称 | 精米歩合 | 特徴 |
---|---|---|
純米酒 | 制限なし | お米の旨味をしっかり感じる |
特別純米酒 | 60%以下 or 特別な造り | キレ・香りに工夫がある |
純米吟醸酒 | 60%以下 | フルーティーでやさしい味わい |
純米大吟醸酒 | 50%以下 | 華やかな香り・繊細な味。贈り物にも◎ |
● 吟醸酒系(醸造アルコールを添加)
名称 | 精米歩合 | 特徴 |
---|---|---|
吟醸酒 | 60%以下 | 軽やかで香り高い |
大吟醸酒 | 50%以下 | 高級酒の代名詞。洗練された味わい |
📌「純米」がつく=“米だけ”、「純米」がない=醸造アルコール入り
※アルコール添加は味を整えるためで、決して粗悪という意味ではありません!
② 【火入れ】による分類
種類 | 特徴 |
---|---|
生酒 | 一度も加熱殺菌していない。フレッシュ&要冷蔵 |
生貯蔵酒 | 貯蔵前は生、瓶詰め時に火入れ。香りが残る |
生詰め酒 | 最初に火入れするが、瓶詰め時は生のまま |
✔ 生酒は香りが強く、やや刺激あり。保存は要冷蔵!
③ 【濾過・加水・発泡など】による分類
種類 | 特徴 |
---|---|
原酒 | 加水調整していない。アルコール度数高め(17〜18%) |
無濾過酒 | ろ過していない。色や味が濃く、香味が力強い |
にごり酒 | 澱(おり)が残る。甘口で微発泡のものも |
スパークリング日本酒 | 炭酸入りで飲みやすい。乾杯にもぴったり |
熟成酒(古酒) | 数年寝かせた濃厚な味わい。個性的な香りと深み |
🎯 自分に合った日本酒の選び方
好み | おすすめの種類 |
---|---|
飲みやすさ重視(初心者) | 純米吟醸/スパークリング日本酒/にごり酒など |
お米の旨味を楽しみたい | 純米酒/特別純米/山廃仕込みなど |
香りが華やかなものが好き | 大吟醸/純米大吟醸/吟醸酒 |
料理に合わせたい | 本醸造酒/純米酒(常温〜ぬる燗が◎) |
特別な日に飲みたい | 純米大吟醸/熟成酒/原酒タイプ |
🧪 ラベルにある「精米歩合」って?
- 精米歩合とは、お米をどれだけ削ったかを示す数値
- 「精米歩合60%」=お米の外側を40%削った、中心60%で仕込んだ酒
- 削るほど雑味が減り、香りが華やかで繊細に
✔ 削りすぎ=高級、ではなく、「その酒に合った削り方」が大事!
🍽 日本酒と料理の相性も種類で変わる!
日本酒の種類 | 合う料理例 |
---|---|
純米酒系 | 和食全般、煮物、焼き魚、味噌系料理など |
吟醸・大吟醸系 | 刺身、カルパッチョ、チーズ、天ぷらなど |
にごり・スパークリング | スイーツ、唐揚げ、クリーム系料理など |
熟成酒・原酒 | チーズ、ナッツ、ビーフシチュー、すき焼きなど |
✅ まとめ|日本酒の種類を知ると、選ぶのがもっと楽しくなる!
- 日本酒には多彩な**“種類”と“表情”**がある
- 原料や製法、香りや味の特徴に注目して選ぶと自分好みが見えてくる
- 初心者は「純米吟醸」「スパークリング」「生酒」からスタートがおすすめ
🧾 まとめ表:日本酒の種類一覧
分類軸 | 例 |
---|---|
原料・製法 | 純米酒、吟醸酒、大吟醸酒、特別純米酒など |
火入れ有無 | 生酒、生詰、生貯蔵、火入れ酒 |
加水・濾過 | 原酒、無濾過酒、にごり酒、スパークリング |
味のタイプ | 甘口、辛口、フルーティー、濃醇、淡麗など |
次に日本酒を選ぶときは、ぜひラベルの情報や「種類」にも注目してみてください✨
その一本が、あなたと日本酒の“新しい出会い”になるかもしれません🍶🌾
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