「日本酒っていろいろあるけど、どれを選べばいいか分からない…」
「“本醸造酒”って書いてあるけど、なんとなく難しそう…」
そんなあなたに、ぜひ知ってほしいのが“本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)”という種類の日本酒。
実はこの本醸造酒、日本酒のなかでも**「すっきり飲みやすくて、料理に合う」**と人気のスタイルなんです。
この記事では、初心者にもわかりやすく「本醸造酒ってなに?」という基本から、味の特徴、おすすめの飲み方まで解説します。
「日本酒デビューしたいけど、何から試せばいいかわからない」という方は、まず“本醸造酒”から始めてみてください!
◆ そもそも「本醸造酒」ってなに?
日本酒にはいくつかの“種類”があり、それをまとめて「特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)」と呼びます。
この特定名称酒は、主に**原材料と精米歩合(お米をどれくらい削るか)**によって分類されます。
▶ 「本醸造酒」とは?
- 精米歩合:70%以下(=お米の外側を30%以上削っている)
- 原材料:米、米こうじ、醸造アルコール(添加)を含む
つまり本醸造酒は、米と麹に加えて「醸造アルコール」を少量加えた日本酒なんです。
◆ 「アルコール添加」って悪いこと?
ちょっと待って、それって“薄めてる”ってこと?
…と思った方、ご安心ください!
本醸造酒に添加される醸造アルコールは、**日本酒の風味を調整するための“技”**なんです。
▶ アル添のメリット:
- ✅ 香りをスッと引き立てる
- ✅ 味わいを軽く、すっきりとまとめてくれる
- ✅ 保存性が上がり、劣化しにくい
つまり、軽快で飲みやすいお酒を作るための工夫なんです。
ワインや焼酎とは違う、日本酒独自の伝統的スタイルなんですよ。
◆ 「本醸造酒」の味わいは?
では、本醸造酒の特徴的な味わいとは?
一言でいうと、「すっきり」「軽やか」「キレがある」。
▶ 味の特徴:
- ✔︎ 喉ごしがスムーズで飲みやすい
- ✔︎ 甘すぎず、辛すぎず、バランスが良い
- ✔︎ 香りは控えめで、料理の邪魔をしない
- ✔︎ キレがよく、後味が軽やか
- ✔︎ 温度帯の幅が広い(冷酒~燗酒まで楽しめる)
◆ 純米酒とどう違うの?
簡単にいうと、「米のコクを楽しむのが純米酒」「軽やかな飲みやすさを楽しむのが本醸造酒」というイメージ。
比較項目 | 純米酒 | 本醸造酒 |
---|---|---|
原料 | 米・米こうじ | 米・米こうじ・醸造アルコール |
味わい | 濃厚・ふくよか | 軽快・すっきり |
香り | 穏やか~華やか | 控えめで料理に馴染む |
飲み方 | 常温〜燗が主流 | 冷酒〜燗まで幅広く対応 |
両方を飲み比べて、自分の好みに合うタイプを探すのも楽しいですよ!
◆ 初心者におすすめの本醸造酒3選
① 白鶴(はくつる) 本醸造|兵庫県
- 軽やかでクセがなく、冷やしても燗にしても美味しい
- スーパーでも手に入りやすく、日常酒に最適
② 澤乃井(さわのい) 本醸造|東京都・奥多摩
- 清涼感のある香りと、後味のキレが心地よい
- 天ぷらや焼き魚と相性抜群
③ 越乃寒梅(こしのかんばい) 白ラベル|新潟県
- “淡麗辛口”の代表格。スッキリ飲みやすく、初心者にも大人気
- 和食全般にマッチする万能型
◆ 本醸造酒に合う料理は?
実は、本醸造酒は食中酒として超優秀なんです!
香りが控えめで、料理を引き立ててくれるから、毎日のごはんにもぴったり。
▶ 合う料理例:
- 焼き魚(サバの塩焼き・鮭)
- 鳥のから揚げや天ぷら
- おでん・煮物
- 豚しゃぶ
- カキフライやアジフライ
- 和風パスタや出汁系スープ料理
✔︎ キレのある味わいが、脂っこさをスッと流してくれます!
◆ まとめ:「本醸造酒」は、毎日に寄り添う“やさしい日本酒”
本醸造酒は、軽快で飲みやすく、料理と一緒に楽しむために生まれた日本酒。
お米だけで作られる純米酒とはまた違った魅力があり、日本酒初心者にとって入りやすい玄関口なんです。
「濃すぎるのは苦手だけど、ちょっと日本酒に挑戦してみたい」
「晩ごはんにちょっとだけ、日本酒を合わせてみたい」
そんなときは、ぜひ“本醸造酒”という選択を思い出してください。
“すっきりと、毎日の食卓に。”
本醸造酒が、あなたの日本酒デビューをやさしくサポートしてくれるはずです。
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