日本酒の香りと味を決める“名脇役”を知れば、もっと美味しくなる。
✔️「日本酒のラベルに“酵母”って書いてあるけど、何それ?」
そんなふうに思ったことがある方へ。
実はその“酵母”こそが、日本酒の味や香りの「正体」ともいえる存在なんです。
なかでも日本酒好きの中でよく目にするのが、
**「9号酵母」**というキーワード。
この記事では、日本酒の超重要パーツ「酵母」、そしてなかでも大定番・9号酵母について、
初心者でもわかりやすく楽しくご紹介します!
🧪 そもそも「酵母」ってなに?
酵母とは、簡単にいうとお酒を発酵させる微生物のこと。
- 日本酒=米+水+麹+酵母
- この酵母が、米からアルコールをつくり、香りも生み出す
つまり、**どの酵母を使うかによって、日本酒の味や香りがガラッと変わる!**ということなんです。
🔢 「9号酵母」とは?どこがすごいの?
9号酵母(正式には協会9号酵母)は、
日本酒の中でも特にバランスのとれた酵母として知られています。
1953年、熊本の「香露(こうろ)」という酒蔵から分離され、
「これは良い酵母だ!」と国が認定し、全国の蔵元に配られました。
以降、多くの蔵が愛用する「日本酒界の標準酵母」に!
🌸 9号酵母の特徴は?
✔️ 1. 柔らかな香り
9号酵母で仕込まれた日本酒は、
控えめで上品なフルーティーさが特徴。
例えるなら、メロンやバナナのような香りがほんのり。
「甘すぎず、でも華やか」そんな印象です。
✔️ 2. すっきりとした味わい
香りの派手さを抑える分、
食中酒として飲みやすいバランス型の味わいに。
- お寿司や和食と相性◎
- 飲み飽きしないので、日常の晩酌にもぴったり
✔️ 3. 全国で最も多く使われている
実は、市販の日本酒の多くが9号酵母を使っていると言われています。
つまり、あなたがこれまで飲んだことのある日本酒の中にも、
「9号酵母」が活躍していた可能性大!
🍶 初心者におすすめ!9号酵母を使った日本酒
🟦 1. 香露(こうろ) 特別純米(熊本)
- 9号酵母の“ふるさと”蔵
- 穏やかな香りとキレのよい味が絶妙
🟦 2. 真澄(ますみ) 純米吟醸(長野)
- 上品な酸味とクリーンな後味
- 食中酒として完成度高し!
🟦 3. 出羽桜 桜花吟醸(山形)
- フルーティーさと華やかさのバランスが◎
- 初心者からも圧倒的人気
🧊 楽しみ方のコツ:「グラスに90ml」がちょうどいい
9号酵母の上品な香りを楽しむには、
ワイングラスで90mlくらい注ぐのがベスト。
- 香りが立ち上がりやすい
- 少量で味の変化が楽しめる
- 酔いすぎない安心感
※常温〜冷やし(10〜15℃)がおすすめです。
📖 もっと知りたい!9号酵母の兄弟たち
「9号酵母」のほかにも、日本酒にはさまざまな酵母があります。
酵母名 | 特徴 |
---|---|
6号酵母 | スッキリ辛口、レトロ感ある味 |
7号酵母 | フルーティーで爽やか |
10号酵母 | 華やか、香り高め |
1801酵母 | パイナップルのような香り |
酵母の違いだけで、こんなにキャラが変わるんです!
📝 まとめ:9号酵母は「やさしく寄り添う」日本酒のスタンダード
- 香り:控えめで上品
- 味:すっきり、飲みやすい
- おすすめ:和食や日常の晩酌にぴったり
- どこでも出会える“名脇役”
🍶 日本酒初心者が最初に出会う酵母として、9号酵母は最高のパートナーです。
今日のグラスに、90ml。
その中には、60年以上愛される「9号酵母」の歴史とやさしさが詰まっています。
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